微塵を理解するための10冊
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SportsNavi
無良崇人が貫く信念、抱いてきた葛藤
プログラムに重ねるスケート人生
長谷川仁美2017年8月16日(水) 17:40
無良君も3季前と同じ「オペラ座の怪人」を選びました。
「怪人の抱えている葛藤と、今まで自分がスケートをする中で悩んでいた部分や、うまくやりたいのにうまくできなかった部分を重ねていきます」
選手が以前演じたプログラムを再び五輪で選ぶ時って、やはりそれぞれいろいろな思いがあるのですよね。
その部分に思いをはせると、「リサイクル」なんて表現は言語道断ですが、「異例」という少しインパクトの強い言葉も特に使う必要はなかったのではないかなとふと思いました。ただ「再挑戦」とか「3度目の挑戦」で十分通じるので。
今朝もテレビで織田君が「同じ楽曲を使うことは皆さんご存じないかもしれないけどフィギュアスケート界では結構あるんです。3回とか4回とか」と、言ってくれていましたよね。
無良君もサルコウには引き続き挑戦していくと言っているし、表現も技術も「限界への挑戦」を掲げたオリンピック・シーズンですね。
「『人を蹴落としてまで』という気持ちでやる必要はないかなと思っています。相手をリスペクトできない人って絶対だめだと僕は思っているので。タイムが出るスポーツじゃないじゃないですか、スケートって。総合的なところで点数がつく競技だから。みんなが良い演技をして、それで負けたらしょうがないと思う。全員が良いパフォーマンスをできたら、それは良いことだから」。
無良君はよく結弦くんについても発言してくれていますが、自分さえよければいいなんて微塵も思っていなくて、無良君と結弦くんは通じ合うものがあるのでしょうね。人としての根っこが同じなのだと思うのです。
同じ信念だけれど、無良君は無良君にしか言い表せない表現で発信されるところに裏表のない真実を感じます。本当にカッコいいと思う。
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経験を積まなければ出てこない演技の深みというものは今の無良くんの強みだと思うし、今シーズンをどのように戦うのか楽しみにしています。
「相手をリスペクトする」って、人としてとても大事なことですよね。怒涛のようにあふれるニュースを見ていても、「選手をリスペクトしているかしていないか」は、選ぶ言葉ひとつ、使う言葉ひとつですぐに見分けがつきます。
選手に対するリスペクトは読者や視聴者に対するリスペクトでもあることを、メディアで働く方には忘れないでいてほしいです。
昨日のイベントには大会主催者側から注意が事前にあったにもかかわらず、会場に向かった方がいらしたようで、そしてそれをあるテレビニュースが会場に入れない「ファン」と報道していたのも疑問に思いました。どんなに遠くから足を運ぼうと、その目的には違和感を感じてしまいます。
事前の注意は少なくとも報道する側も知っておくべき事項ですし、注意があったにもかかわらず足を運ぶというのは「応援したい」のではなくて「見たい」のだと思うのですよね。
「あの人がやっているなら私も」という雰囲気を助長しかねないので、テレビでそうした方たちの映像は映す必要もないし、ましてや「どこから来たのか」などと聞く必要もなかったのではないかと思いました。人気がスゴいのを見せるのなら、大勢の子供たちのあの笑顔で十分伝わります。
もうすぐシーズンが開幕します。自分のことよりもまず、選手の皆さんのことを考えて行動しなければいけないと、私たちも一人ひとりが今一度、肝に銘じなければならないですね。
朝日新聞デジタル
(動画付です。)
羽生結弦「おっさんも頑張るよ」 スケート教室で交流
2017年8月17日11時40分
羽生選手、実は新フリーSEIMEIをやりたかったそうですが、前日に帰国したばかりであきらめました。直前の練習で3Aや4Tもミスしていましたが、本番ではジャンプ三つとも成功という集中力
羽生結弦「おっさんも頑張るよ」 スケート教室で交流? 後藤太輔 taisuke goto (@gototaisuke)
「転ぶの好きな子手を挙げて」って言ってましたね。まず最初にこの質問を子供たちに投げかけて、「転んでもいいんだ」と言う。そしてなぜなら・・・と説明してくれる。羽生メソッド?すごいな・・・。子供の立場に立って考えらえるから、こんな教え方ができるんですね。
羽生選手が「転ぶの好きな子手を挙げて」と聞いた。ここ大事だと思いました。転ぶ、なんでだろう、よし次はやってやろう、そういう過程を楽しむ気持ちが大切。失敗も楽しもうという指導ができるといい
羽生結弦「おっさんも頑張るよ」 教室で交流
? 後藤太輔 taisuke goto (@gototaisuke)